ドイツ語

2-4受動態

受動態 本動詞の過去分詞+受動の助動詞(werdenだと動作受動、seinだと状態受動)。 事柄の把握の仕方に関する動詞の文法範疇のことを「態」と言う。どちらの視点から捉えるか、ということ。 動作受動 「過去分詞+werden」。この組み合わせを、受動の不定…

2-3時制(直説法)

時制。直説法の場合、6種類。基本時制が、現在、過去、未来、完了時制が、現在完了、過去完了、未来完了。現在、過去を単独時制、他の4つを複合時制とも呼ぶ。 用法 現在時制。現在的用法、未来的用法(現在形で用いられる完了相の動詞はすべてこの用法)…

2-2動詞の人称変化(直接法)

現在時制 人称変化は、不定詞の語幹+人称語尾(-e, -st, -t. -en, -t, -en)。 語幹が-d/-tで終わる場合、および語幹がlないしr以外の子音+-mないし-nで終わる場合の2s, 3s, 2pにおいて語幹と人称語尾の間に口調上のeを入れる。du arbeit-e-st/du atm-e-st…

2-1動詞の形

活用。主語の人称・数、時制、態、法に基づいて動詞が形を変えること。 人称変化。活用の中で、主語の人称・数に応じて動詞の語幹に異なる語尾が付加されること。 主語と定動詞が人称・数において一致することを呼応と言う。 異なる人称の主語がundで結ばれ…

1-5文肢の位置

定動詞。前課のまとめ。 第2位は、平叙文、補足疑問文、要求話法(Man nehme taeglich eine Tablette.<一日一錠服用のこと>)。 dassを省いた間接話法の場合、断わり書きや認容文が先置される場合。 文頭は、決定疑問文、命令文。 wennを省略した場合、認…

1-4文肢配列規則(語順)

枠規定規則。 定動詞および述部成分の配列規則のこと。 平常文。定動詞は第2位、述部成分は文末。 疑問文。 決定疑問文。定動詞は文頭、述部成分は文末。 補足疑問文。定動詞は第2位、述部成分は文末。 命令文。定動詞は文頭、述部成分は文末。 副文。定動…

1-3文型

補足成分と添加成分。昨日の副詞類の説明にでてきてなんじゃ?と思ったが、ここで説明されていた。その文肢を削除した時に、当該の文が非文法的になるかならないかで決まる。ここで重要なのが、動詞の結合価という文法現象。それぞれの動詞において、要求さ…

1-2文肢

なんのことかと思ったら、文を直接構成する一単位のことだった。文肢の語数は機能に関係しない。 統語的機能に応じて、主語、述語、目的語、副詞類に分類される。さらに付加語もある。 主語は、定動詞と人称・数において呼応する文肢、 述語は、主語ないし目…

1-1文

今日からドイツ語の文法書を1課ずつ読んでいこうと思う。テキストはこれ。詳解 ドイツ語文法作者: 在間進出版社/メーカー: 大修館書店発売日: 1992/06メディア: 単行本この商品を含むブログ (2件) を見る 今日は第1章「文」の第1課「文」。 文は、主語と…