2005-01-17から1日間の記事一覧

Lk13,31-35

・ファリサイ派の人々による発言は忠告*1であるのか、脅しであるのか。あるいは何か裏があってのものなのか。 ・ヘロデは実際にイエス殺害を望んでいたのか。 ・イエスがファリサイ派の人々に伝えたヘロデに対する言葉の範囲は32節だけか、33節も含まれるの…

Lk13,31-33

31 「ちょうどその時」。「人称代名詞+冠詞+時を表す名詞」はルカ特有の表現。時を表す名詞は「時」*1 の他、「日」*2 や「時期」*3 など*4。LXXには数例見つかる*5。一般的な表現は「指示代名詞+冠詞+時を表す名詞」*6 である。新約、LXXとも一般的な表…

Lk13,31-35

ヘロデにイエス殺害の意志はない。ファリサイ派が自分達の宗教的秩序を乱すイエスを追い出したいがために、脅しとしてヘロデの名前を使う。イエスのかつての師ヨハネを殺害したのがヘロデだったからである。しかしイエスにそのような脅しは通用しない。活動…

Lk13,31-35

31 ちょうどその時、あるファリサイ派の連中がやって来てイエスに言うには、「出て行くがよい、ここから去って行くがよい、ヘロデがお前を殺したいと思っているのだから」と。 32 そこで連中に言った、「お前さん達が去って行って、その狐さんにこう言ってや…

ルカ13,31-35の釈義

今日提出のレポート、1時間半しか寝ずに頑張ったが、やっぱりちゃんと間に合わせられなかった。15分ほど授業に遅刻して、レポートは無事提出。金曜日の補講で検討し合うとのことだが、そのとき突然渡されても十分読めないではないか。ということで、先がけ…