Lk13,31-35

ファリサイ派の人々による発言は忠告*1であるのか、脅しであるのか。あるいは何か裏があってのものなのか。
・ヘロデは実際にイエス殺害を望んでいたのか。
・イエスファリサイ派の人々に伝えたヘロデに対する言葉の範囲は32節だけか、33節も含まれるのか*2
・Q由来の預言的な言葉の元来の位置は?ルカがこのペリコーペと繋いだ意図は?
・史的イエスの発言といえるか?


※文献表は省略。

*1:田川訳と明治訳を除く邦訳はファリサイ派がイエスに対して敬語を使う。塚本訳では「忠告はありがたいが」とイエスの応えを敷衍する。

*2:33節までと考える邦訳は新改訳、前田訳、塚本訳、口語訳である。