辞書・事典

 今日も閉室まで図書室に籠っていた。上述の本で紹介されていた事典・辞書類を中心に、有益な道具がいつでも使えるようになっておかなければならないんで。しかし、大抵のものが揃っていることに驚かされる。バウアーやキッテルはもちろんのこと、The New International Dictionary of New TestamentやExegetical Dictionary of the New Testamentの英語版だけでなく原著のドイツ語版も、後者に至っては日本語版まで揃っている。ヨセフスのコンコルダンスA Concordance to Flavius Josephusもある。LampeのA Patristic Greek Lexiconは使えそうだと思った。コンコルダンスでは、上述の本で「究極の、だが手が出せないほど高価な」コンコルダンスと紹介されているVollstaendige Konkordanz zum griechischen Neuen Testamentもある。まったく、とんでもなくお金持ち図書館だ。ついでながら、The Compact edition of the Oxford English dictionaryなるものをたまたま見つけて、2巻本がボックスに入っており、本の上に小さな引き出しが入っているので、ひょっとして、と思って中を見てみると、やはりルーペが入っていた!辞書の方をみると、OEDが縮小されてものすごく小さい字でびっちり書かれている。こりゃ使っとられんな、と思いました。ネットで使えるんで、そっちを使ったが断然便利でしょう。