ついに機種変?

lonestar2005-05-26

 妥協的にケータイを持つようになって、5年が過ぎた。進んで持つわけではないので安いものを、しかしどうせ持つなら自分が気に入ったものを、というので、2番目に安い、しかしデザインは一番気に入った機種を選んだ。当時は新機種でも千円とか二千円とかで手に入れられた。とにかく加入者を増やしたいという、物そのものの値段を考えればむちゃくちゃな売り方である。しかし、それでもぼくのような者でも加入してしまったということはちゃんと効果があったということか。つい最近になってようやく、新規よりも機種変更の方が安く本体を手に入れられるようになったようだ。それも一つの理由になるが、それは後から知ったこと。長い間、最初に買ったケータイを換えずに使い続けていたのは、換えたいと思うような新機種が出てこなかったからである。それに加えて換えるためにお金がかかるとなると換えるわけがない。頻繁に機種変更する人の気がしれなかったが、そうした人の中には、壊れてやむなく、という人も少なくなかったわけで、その点でもぼくは恵まれていた。選んだ機種がとにかく壊れにくいものだったからだ。多くの人が水に濡らして使えなくしてしまった、という中で、この防水ケータイはシャワーに持って入っても大丈夫、少々の水没もなんのその。落しても大丈夫、踏まれても大丈夫、ましてやズボンのポケットに入れていて座った拍子にボキ、なんてことはあり得ない。さすがに5年も使っていると、ストラップが外れたりアンテナの先がなくなったりはするが、使用に支障はない。ただ、時々画面が暗くなって再起動をせざるを得ない時があって、起動しなくなった時のデータのことが心配になってきた。しかし、換えたいと思えるような機種が登場しない。同じカシオのGショックケータイは、今使っている409の次に452というのが出た後、ずっと後続機が出ていない。これを買った人がちっとも変更をしてくれないせいでは、と勘ぐってしまうほどだった。ところが、4年の沈黙を破ってようやく後続機が出るそうな。ようやく変更の候補が出てきた。もっとも、これにも不満がある。折り畳み型になっていることだ。手提げも邪魔そう。不必要な機能がごちゃごちゃ付いている感じ。でもまあ、いずれ実物を確かめてみたいと思えるものが出てきたことは喜びたい。

http://www.itmedia.co.jp/mobile/articles/0505/26/news030.html