帰省

lonestar2004-12-24

 バイト先の塾で生徒と母親との面談を終え、大急ぎで空港に向かった。福岡空港に着くと、少し早い便で浜松から帰ってきていた父親が待っていてくれた。京都から一緒に帰った恋人と3人で西南教会のイヴ礼拝に出席した。何年ぶりかの母教会のイヴ礼拝。聖書朗読が女性二人になっていたこと、聖歌隊の顔ぶれが少し変わっていたことなど変わった点もいくつか感じたが、全体的な雰囲気は変わらないままだった。
 礼拝後にはキャロリングにも参加できた。今年はクリスマスキャロルを全然歌っていなかったが、かつて短期間だけ聖歌隊に所属して、その一員としてキャロリングに回ったこともあったので、歌い始めてみるとちゃんとベースのパートをおぼえていた。
 最初に回ったのが、母方の祖母が住むマンションだった。退院したばかりの祖父がリハビリしながら生活できるようにと、長年住み慣れた古い家を出て、マンションの一室をリフォームして移り住んでいたのだが、1ヶ月ほどで祖父が亡くなり、祖母が一人で暮らすことになった。寒い間だけ、同じく近くにあるマンションに一人暮らしをしている祖母の母親が一緒に寝起きをしているようで、その94歳になる曾祖母は女学校時代に賛美歌を歌っていたとかで賛美歌を聴くのを楽しみにしていたようだが、キャロリングで行った時には寝ていたらしい。後でそのことを聞いて残念がっていた。商店街の真ん中で歌ったので、マンションの住人の方々だけでなく、道行く人の中にも足を止めて聞いてくださる方がいた。
 その後、3箇所ほど、高齢などの理由で普段なかなか教会に来れないでいる教会員の方の家を回り、最後は指揮者の古澤先生のお宅でミニパーティ。今年はキャロリングに回った人数が少なかったらしく、恒例のピロシキが一人一個食べられて大満足。手作りシチューもおいしかった!
 古澤先生のお宅を出た時点で既に12時を回っていたが、それから恋人の母教会でやっているミッドナイトクリスマスに顔を出した。去年まで奉仕神学生として礼拝出席していた弟も来ていた。この春から弟はここの牧師と札幌の教会で一緒に働くことになるということを今日はじめて知らされた。
 帰宅したのは2時過ぎ。帰省早々ハードな一日だった。