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朝７時過ぎに目を覚ますと、橘高さんはもう起きて新聞を読んでおられた。橘高さんが出る時にあわせてぼくも朝食へ。他の人達はもう終わりかけだった。ナシ（ご飯）とおかずのベーシックなマレー料理を食べて、ロティ・チャナイを食べた後、ヨーグルトとフルーツを食べた。その後10時頃までレストランでマーリファと神観などの話をした。
　部屋に戻ってしばらくテレビを眺めていたが、面白い番組がないので一眠りすることにした。電話の音で起こされると、部屋の掃除についての問い合わせだった。まだ寝たいので後にしてくれと言ってまた寝た。その時が３時直前くらいだった。もう一度電話の音で起こされたのが４時過ぎ。上田さんからだった。部屋に帰ると鍵が使えなくなっていたらしい。無理矢理交渉して潜り込んだがいつ追い出されるかわからないとのこと。部屋を出るなら注意するようにと教えてくれた。もう十分寝たのでシャワーを浴びて夕食に出掛けようかと思っていると、戸を叩く音がする。順一だった。部屋に入れずにここに来たらしい。上田さんがいるはずだからここから電話して行くように言った。順一がいる間に自分の部屋の鍵も試してみたが、やはり使えなかった。順一が部屋に戻った後、シャワーを浴び、パソコンで日記を書こうかとしていたら、二人が部屋を追い出されたと言ってやって来た。ちょうどいいので、二人に留守番してもらって夕食を買いに行った。
　先に店に寄ってCD屋を覗いたりしていたが、別にしていたお金を持って来てないことに気付いて、夕食だけ買って部屋に戻ることにした。昨晩と同じところでカバブを買おうと思ったらまだカバブはなくて、ナシ・ラム（多分そんな名前。バナナの葉に包まれたおにぎりのようなもの）と揚げ物をいくつか買った。2.5リンギットだった。
　部屋に戻って食事をし、洗濯物をドライヤーで乾かしたりしていると結構いい時間になって、もう一度街に出る時間はなくなった。荷物はなんとか二つにまとまって、下におりたらちょうど７時だった。RISEAPの二人が迎えに来てくれていて、塩崎さんも来て下さっていた。途中、礼拝のために一度止まっただけであとは空港へ直行したので、空港には８時半くらいに着いてしまった。出発まで３時間以上あったが、見送りの方々と別れて中へ。両替をして余ったお金でチョコレートを買った。