琵琶湖一周

lonestar2004-10-11

 昨日書いたように、リーダーがうちに泊まることで、半ば不可避的に参加することになった琵琶湖一周計画。

am2:00 起床。

am2:35 大学近くのなか卯に集合して腹ごしらえ。

am3:10 予定より10分遅れで出発。なか卯出発のようだが、一応大学を出発したことになっている。

am3:15 近くのコンビニで飲物を確保し、本格的にスタート!iPodのシャッフル再生、1曲目は"I'll be there"。Where is there? 6時間後にぼくはどこにいるんだろう?

am3:45ごろ 山科の最初の坂でもうバテる。この先が思いやられる。すでに時間がよくわからない。

am4:15ごろ 山科の友人のソフトボールチームの助っ人に来ていた所くらいまでたどり着く。いつもは原付で15分くらいで来ていたけど、チャリでも来れないことはないんだな。道路が所々ぬれて滑りやすくなっており、特に下り坂や線路が怖い。ちゃんと5台一列になって、前の人から後ろの人まで声を掛け合う。・・・はずなのだが、iPodで音楽を聴いているぼくは随分とサボってしまった。まあ、先頭と最後尾にはベテランさんががっちり守っていてくれてるんで、安心して走れる。

am5:15ごろ 琵琶湖を見た後の最初のコンビニ休憩。トイレを済ませ、タイヤの空気を入れてもらって、記念撮影。

am6:00ごろ ようやく辺りがすっかり明るくなった頃に、ぼくの太ももも限界に。わかりにくいGIFアニメーションで恐縮だが、元々は小さい赤い円のコースを走る予定だった。山中越えというやつ。しかし、気付いた時にはとっくに通り過ぎていて、いずれにしても真っ暗な中峠を越えるのは嫌だったんで、とりあえずここまで来てしまった。ここ南浜というところで皆と別れ、一人途中トンネルをくぐって京都に帰る黄色の線のコースを行くことに。中島みゆきが「止めてくれるな」と歌っている。ここからはiPodとの旅。別れ際にリーダーがくれたミルキー6粒が貴重なエネルギー源となった。峠を越えながら振り返ると、湖の向こうから朝日が昇ってくる様子がわかる。結局、琵琶湖をろくにちゃんと見ないまま帰ることになってしまった。しかし、コスモスや空の青さ、山の緑の美しさに慰められる。もう上り坂を自転車に乗って行く体力はない。元気づけてもらおうと入れてきたスタローン映画のサントラ曲が全然かかってくれない。ようやく有料の「途中トンネル」に着くと、料金所のおじさんに、自転車は無料だから左端を行くように、と言われた。このコースはちょうど半年ほど前に研究科の修養会に行くのに原付で通ったコースだった。その時、自転車が無料だというのを知って、いくら無料でもわざわざこんな所をチャリで行こうなんて人はほとんどおらんだろう、と思っていたのだった。まさかその半年後に自分がこうしてチャリで通っているとは。。料金所にトイレがあったのは助かった。こんなコースだとコンビニもなにもない。途中トンネルを越えたらあとはほとんど下り坂かと思ていたら甘かった。そっからもう一山越えて、ようやく京都府入り。そこからはほぼ下り坂だったが、少しでも上り坂になるとまたチャリをおりて押して進む。

am8:50 何時に着くのやらと心配していたが、予想していた9時よりも早く家にたどり着いた。やれやれ。シャワーを浴び、帰宅直前に買ったミスドを4つ食べ、一休みしてから大学へ。こうしてぼくの自転車旅行は終了した。残りの4人は地図の青い線のコースを走っているはずである。こうして見ると、とんでもない計画だったんだ。最後までつき合わないでよかった。しかし、体力をつけて来年は完走を目指そう!

pm9:00 家に帰ろうとしているちょうどその時、リーダーから電話があり、3人で正門にいるとのこと。無事に完走したのだ!!朝3時に出発して夜9時に帰還。18時間走り続けたのだ。最後の数時間は30km/時くらいのスピードを出していたらしい。一人はかなりグロッキーな様子だったが、しかし大したもんである。ベテラン二人はまだまだ余裕の表情。リーダーはこれからまた滋賀の自宅までチャリで帰るという。信じられない。。。