別れ

センターに帰って先生の部屋でビデオカメラの充電をしていると、運転をしてくれていたRISEAPのスタッフがTシャツを持ってきた。漢字がいっぱい書いてあり、これは中国語か日本語か、と聞くので、わからない、と答えると、そのTシャツをくれた。他のTシャツも見せてくれた。カンボジアで買ったという「危険!地雷!」というようなTシャツもあった。お返しに、ハンカチを折って作ったやっこさんをあげた。
 昼食は手で食べた。ナシ(ご飯)にカレーや魚などのおかずを乗せていく例のスタイルの食事だった。ぼくが最後まで食べていた。
 食後、アムのお父さんが庭の果物を収穫に行くというので、見に行った。ぼくらにもやらせてくれた。庭のあちこちを歩いている時に、通訳のヤンさんに日本から持ってきた飴をあげた。アムにも、友達と分けてね、と言っておにぎりせんべいと飴をあげた。
 もうお別れの時間になった。短い時間だったが、一緒に過ごした時間が多かっただけに別れが惜しかった。特にアムは仲良くしてくれた